【雑記】持ち家 vs 賃貸 論争を整理してみた。
定期的に話題になる「持ち家 vs 賃貸」論争。
この戦いに終止符を打つべく立ち上がった。
この論争、
評価軸が一つで無い点がポイントな気がする。
図にするとこんな感じ。
持ち家、賃貸論争で
1つ目のポイントはリスクを取る・取らないという点。
2つ目のポイントは重視する点が3つに分類できる点。
- 家庭重視派
- 合理性重視派
- 自由度重視派
3つ目のポイントは合理性重視派が2つに分類できる点。
- 賃貸より持ち家はコスパが良い派
- 利回りを追求して投資すべき派
図のAからDについて少し解説すると、
A型は子供を抱えていたりして、家庭・住環境の充実がプライスレスだと考える人。
(お金より環境・愛情タイプ)
B型は賃貸で家賃を払い続けても自分のものにならないし、同じ金額を出せば、もっと良い環境に住めるため、賃貸より持ち家がコスパが良いと考える人。
(合理的な安定志向タイプ)
C型は銀行の金利より高い利回りで運用できると考え、資金は返済より投資にまわすべきと考える人。
(起業家・投資家タイプ)
D型は未来は不確定なので、大きなリスクを抱えるのは回避すべきと考える人。
(自由人タイプ)
このような観点で、「住宅ローンを繰り上げ返済」の行動を見ると、評価が分かれるのが理解しやすい。
(再掲)
繰り上げ返済は、リスク回避型へ軸を移す行為と言えるだろう。
その繰り上げ返済をそれぞれの観点で評価してみよう。
それぞれの観点での見方
A型の観点
家庭を重視してリスクを取る事になったが、減らせるリスクは減らしたい。
B型の観点
コスパが良いのでリスクを取ったが、既に賃貸よりコスパが良いので、減らせるリスクは減らしたい。
C型の観点
利回りを追求して、繰り上げ返済しないで投資にまわすべき。起業家視点で考えると、高い収益が期待できる会社をたたむ様な行為に見えるので、非合理的な行動に見える。
D型の観点
未来は不確定なので、リスクを回避するのは合理的な行動に見える。
複数の軸があって、どれもが、それぞれの評価軸で妥当な行動をしている。
定期的に論争になったりするけど、シンプルに整理するとこういう事だと思う。
つまり、
A型とC型は合理性の観点で意見が対立する。
A型とD型はリスク回避の観点で意見が対立する。
C型とD型は賃貸派だけど、リスク追求の観点で意見が対立する。
自分は投資家の視点なので、C型ですが、
住環境を重視するA型の考え方も素敵だと思います。
私が、どこに向かって、何を分析しているのかよく分からないですが、
「持ち家 vs 賃貸」 論争に終止符を打つべく立ち上がってみました。
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