投資スタンス、銘柄選定方針について
自分の考えを整理するためにも、
投資スタンスと銘柄選定の方針を整理しておきたい。
人類の発展に貢献する事業に投資したい!
と考えて投資を始めたはずなのに、
いつも初心を忘れてしまう自分への戒めを込めて…
◆投資スタンスと銘柄選定について
個人状況と投資スタンス
- 投資信託(eMAXIS Slim 等)に積立投資している。
- 上記のスパイスになる個別銘柄を探している。
- 金融危機も視野に、3年かけて現金比率を下げて、株にシフトしたい。
- 今は割高で買えなくても、暴落に備えて、優良銘柄を選定したい。
- 5年10年ぐらいのスパンで長期保有できる銘柄を探している。
- 経済成長、より良い社会の発展に貢献する企業に投資したい。
- 不祥事や不正をするモラルのない会社は投資に値しない。
個別銘柄の選定基準の整理(重要度順)
個別銘柄の選定基準について、個人的に重視する観点を、重要度順で下記に整理してみたい。
1、売上、利益の成長! 成長!! 成長!!!
- 世界の人口・GDPは増加している。
- 業績が伸びていて当然という感覚で選別したい。(短期での変動は仕方ない。)
- M&Aでの成長より、オーガニック(自立的)な成長が好ましい。
- 足りない技術・市場を補うシナジー効果が見えるM&Aは良い。
2、利益率の向上(ROIC)
- 資本コスト、ROIC8%以上は欲しい。
- 上昇傾向があるのと更に良い。
3、売上総利益率の向上、販管費の削減
- 単価Up か 仕入れコストDownの傾向があると良い。
- コストダウン意識が見られると良い。
- 規模の拡大で利益率が上がるビジネスモデルだと良い。
- 利益が出るビジネスモデルへの転換が見られると良い。
4、CCC、棚卸資産回転日数(減少 or 安定)
- サプライチェーンマネジメントの確実さ、経営力の強さを示している。
- 景気が悪化した場合も資金繰りに困らない。
5、負債比率
- 負債が少ないと、景気が悪化の金利上昇に強い。
(ただし、低金利の長期負債は経営が安定すると言う見方もある。)
6、配当、配当性向50%程度
- 配当性向50%以上は無理をしている。
- 減配に注意が必要。
- 事業成長への投資を好む。配当はあれば嬉しいぐらいのスタンス。
- 配当は事業が成熟し成長を諦めた証し。(自分の年齢と同じペースで企業が成熟し、配当がでるのがベスト。)
7、自社株買いについて
- 本来は成長に資金を使って欲しい。
- 有望な投資先が無い事を表している。
- 売上が成長した上で、余力での自社株買いが良い。
- 配当よりは自社株買いが良い。(配当は課税されるため、再投資するには非効率。)
8、市場との対話、予想EPS等について
- 予想と実績の上下の乖離幅を注視。
(予想は通常低めに出すので、超えて当たり前。アナリスト予想を超える会社は、精緻な需要予測ができていて、更に市場との対話ができていると言う事。つまり、経営の優秀さとガバナンスの強さも表している。 FRBにサプライズがあったらいやでしょ? 投資する際は予想との乖離を重視したい。)
9、その他
- 会社の文化・歴史に共感できる企業に投資したい。
- 軍事、タバコはモラル的に投資しない。
- 創業者・CEOが株を保有している方が良い。
- EPSは自社株買いの影響を受けるので売上・利益成長を優先
- 政治・規制・時流で攻撃対象になりにくい会社。
- リスクが低い絶妙なポジションの会社。
- 競い合う2社に使われる部品のシェアが高い会社
- 在庫を抱えない手数料ビジネス
- 収益構造の違いで価格競争力が高くなる企業
以上、
投資スタンス、銘柄選定方針を整理してみました。
(おまけ1)
上記を図にすると下記の様な感じ
(おまけ2)
その事業って、何か社会の為に役立っているんだっけ?
最近、この視点が疎かになりがちで反省してます…
この視点がなければ、投資家ではなく投機家です。
長期保有なんてできません。
でも、視点を変えると、売上が増えるっていう事は、誰かから必要とされている訳で、事業が成長しているっていう事は、社会に貢献しているとも言える。成長している会社に投資するっていうのも、あながち間違いではない。
これを個人のレベルに置き換えて考えると、仕事で給料が貰えるっていう事は、みんな誰かの役に立っていて、社会に貢献していると言える。
まぁ、お金が全てでもなくて、目に見える経済活動以外でも社会に貢献している人もいる。
皆さんの支えによって社会は回っていると思うわけです。
みなさんの
いいね&フォローで、やる気がでます。(笑)
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