株式投資・雑記

FIRE後の世界

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FIRE後の世界

FIREして5年が経った。

注:Financial Independence, Retire Early(経済的自立と早期リタイア)

まぁ、「FIRE」というか、良く言えば「個人事業主・資産家・投資家」で、悪く言えば「無職・プータロー・世捨て人」である。

まぁ、それなりに年季も入ってきたし、今見えている景色について、少し話してみたい。

その前に、FIREした経緯について…

FIREした理由

仕事は楽しかったんだけど、毎日終電で帰る生活をしていたので、肉体的に60歳まで今の仕事を続けられる気がせず、貯蓄や株式投資や不動産投資をしながらリタイヤを考えていたところ、金銭的に目途が立ったので、会社を辞めてしまった。

チームで何かをやり遂げた時の達成感は格別だし、お客さんから感謝された時に、感じるやりがいは得も言われぬものだし、働いている人をバカにする気はない。そもそも、今の生活はいろいろな人の労働によって成り立っているので、みんなに感謝しながら暮らしている。

しかし、やりがいのない仕事もある。

社内政治、根回し、単純作業の繰り返しみたいな、つまらない仕事が求められたりもする。そんな社会的価値を見いだせない仕事の割合が多くなってきた時、お金のために働く必要もないので、急に仕事があほらしくなってしまったのだ。「世の中を少しでも良くしよう。後世の人に少しでも良い世の中を残そう。」と思いながら働いてきたし、最高のパフォーマンスを発揮するために、自分の時間のほとんどを勉強に費やしてきたが、そろそろ、もっと自分のやりたい事のために時間を使いたいと思い、仕事を辞めてしまった。

リタイヤ後・退職後に何をしたいのか?

金銭的にリタイヤが可能になっても「働くのが楽しいから・社会に貢献したいから」仕事を続けたいという人がいる。強がりなのか、本心なのかわからないけれど、定年になれば、退職する事になるし、リストラされたり、労働環境が変わる可能性もある。

現状に問題がなくとも、「リタイヤしたら何をするのか?定年後は何をするのか?」もう少し真面目に考えたほうが良いようにも思う。

リタイヤ後にやりたい事や趣味を見つけておかないと、昼間からテレビばかり見ているつまらない人生を送る事になるのは火を見るよりも明らかだ。

更に言えば、リタイヤ後からやりたい事を始めても、実際にやってみると、想像と違っていたり、1か月もやれば飽きてしまったりするので、リタイヤ前からやりたい事を少しづつやってみて、本当にやりたい事が何なのか見極めておく事をお勧めする。

FIREについての認識

早期リタイヤについて、肯定的な見方をする人は少ない。それが正常で一般的な反応だし、それで良いと思う。

でも、なぜそう考えるのか、一度よく考えてみて欲しい。

そう考えるのは、学校や親から、そういう風に教育されてきたからではないだろうか?そもそも、国家は、みんなが働かないと成り立たない。そのため、「勤労の義務」「納税の義務」が定められ、それに則った「勤勉で従順な国民を育成する教育」が実施されている。従って、一般的な教育や社会的な常識として、早期リタイヤが推奨される事も話題になる事も無い。

「一般的な教育によって養われた常識の枠」を打ち破る視点を持たない限り、FIREを肯定的に捉えるのは難しい。労働者として、よく教育されていると、勤勉に働いていないと悪いことをしているような気がして不安になってくるのである。

でも周りをよく観察して欲しい。よく見ると社会には不労所得者が溢れている。

  • 何も考えずダラダラ働いている人
  • ゴルフばかりしている経営者
  • 平日の昼間から仕事中にTwitterをしている人

これらは、ほとんど不労所得みたいなものだ。労働の対価として、妥当な額以上のお金を受け取っている人は多かれ少なかれ、不労所得を得ている状態である。

もっと言えば、「年功序列」が中高年にとって不労所得の温床になっているし、今の高齢者世代だけが得をする不公平な「年金」も不労所得である。

よく見ると社会には不労所得者で溢れている。

これらを俯瞰してみると、投下した労働力と対価として得られるお金は必ずしも一致しないという事が分かってくる。そして、これをもう一歩推し進めて、経済や社会のルールをよく理解して、うまく立ち回れば不労所得を得るチャンスが転がっているのが見えてくる。

早期リタイヤについて、否定的に捉える時、よく調教された労働者として考えていないか、一度、立ち止まって自分の頭でよく考えて、自分はどうしたいのか問い直す機会を設けてみるのも良いように思う。

その上で、「自分のやりたい仕事でお金を稼ぐのも良い」し、「不労所得を得て、余った時間で自分のやりたい事をやるのも良い」だろう。

労働者としてよく教育された視点で見ている限り見えない世界が世の中にはある。たまには、少し視座を高くして、経営者・資産家の視点、ルール・仕組みを作る側の視点で見るように意識してみるのも良いように思う。

FIRE後の景色

いざ、社会からドロップアウトして、「資産家」というか「世捨て人」みたいになってみると、他人との比較など、どうでもよくなってくる。

よく話題になる「学歴、職歴、資格、年収」なんて、所詮、労働者として雇われる側の発想に基づいた奴隷の首輪自慢だし、資産額の大きさでさえ、どうでも良い。自分が満足して暮らせるだけの資産があれば良くて、他人と比較する事に意味はない。

自分が満足するだけのお金があれば、あとは数字遊びでしかないのだ。

従って、本気でFIREを考える人は、「月々の生活費」を正確に把握しておくのが良いと思う。

もっと言うと、一度、浪費して「どれだけお金を使うと、満足するのか?」という事を経験してみるのも良いだろう。(責任は持てないけど…)

私は、1年間貯金しないという事を決めて、散財してみたことがある。まぁ、それなりに楽しかったのだが、実際のところ、お金で得られる満足なんてたかが知れているし、そもそも、貧乏性なので、それ程多くのお金は自分に必要ない。という事を経験を通して学んだ。

この経験で学んだことは、満足できる水準の暮らしができれば、お金より、何がやりたいのか?という事のほうが、圧倒的に重要だという事だ。だから、どういう時に喜びを感じるのか、何をしている時が楽しいのか、そして、自分は何がしたいのか?幸福度を上げるにはどうするのが良いのか?徹底的に考えたほうが良い。

まぁ、しかし、そういう私も道半ばで、幸福度を上げるために迷走中だったりします。

最近、肌触りが良いものは幸福感を上げるという情報を得て、シルクの枕カバーを買ってみたりして、いい感じに迷走中です。

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ただ、シルクは専用の洗剤で手洗いする必要があるので注意が必要です。

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退職後に、やりたい事を探しておかないと、お先マックラというはなしでした。

お後がよろしいようで。

まぁ、まだ道半ばで、迷走中ですが、仕事を続けるせよ、FIREするにせよ、皆さんの幸福感の向上に、少しでも、参考になれば幸いです。では!

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